天の恵 ーーーーーーーーー 生命の繋がりを大切にした環境整備への取り組み
地の恵 ーーーーーーーーー 日本の歴史と大地を大切にした農業への取り組み
再生を目指す ーーーーーー 耕作放棄地・遊休農地の再生への取り組み
未来を育む ーーーーーーー 農業の力で若者を支援
絆 ーーーーーーーーーーー 日本三大史跡キーステーション、人・歴史・地域の絆を紡ぐ
人を育む ーーーーーーーー 育てる応援団(サポーター)
現在の日本は少子高齢化社会を迎え、更には医療費の負担増、そしてストレス社会における心の病(心身症・うつ病・PTSD・ひきこもり・学習障害・不安障害・統合失調症・パニック障害など)の増加などの社会的背景により、農業、そして園芸療法は医療技術の代替として期待されています。
昔からある自然の生態系の復活に取り組み、生物多様性の保全と持続を重視した自然環境の整備に取り組んでいます。その自然の繋がりの中から大切な命を頂き生きている人間も、自然の中で活かされている存在であるということを多くの方々と共有したいと考えています。
食物が危険と言っても、どう対処したら良いのか分からない。という声が多く聞かれます。そこで、私たちは千数百年も続いてきた日本の農業の歴史と知恵を重んじ、それを活かした、より安全な農業に取り組んでいきます。
高齢化と農業の不振による後継者の不足の為、耕作放棄地が拡がり、里山の荒廃が進んでいます。「かむなびの郷」は、多賀城周囲の里山の風景をもう一度取り戻したいと考え、耕作放棄地を蘇らせる為の活動を行っています。
本拠地である奈良県桜井市の「穴師 かむなびの郷」。 その「かむなび」とは、「神名備」又は「神南備」とも書き、神々の鎮座する山や森のこと。平たく言えば「神様の居られる処」。
「山の辺の道」は誰もが知っている「日本最古の道」。この道を人や物が行き交い、古代の日本が創られました。山の辺の道は、たんなる道と言うだけでなく、祈る心を捧げた道。今で言う、「パワースポット」を巡る心の道でもありました。
古代日本人は祈りと自然を大切にした民。山川草木、森羅万象全てに神を見出し、神様と共に暮らし、共に生きてきました。そのような人々のDNAが色濃く残る山の辺の道周辺には、三輪山の神様から北の石上の神様を始め、今もたくさんの神様・仏様がいらっしゃいます。関わりのある神様の中には日本を代表する神様も…。
かの「お伊勢さん」こと「天照大神」様も、山の辺の道から伊勢にお遷りになられたので、山の辺の道は言わば、故郷。また、高野山を開くにあたり空海さんが参籠し、ご神徳を頂かれた神様もこの近くにおられ、一説では、大和神社の神様も宮中からお出になられた後、暫くはこの道のほとりにご鎮座されていとも…。
今も昔も人々の祈る心が漲り、神仏に護られた山の辺の道の中程、国技・相撲発祥の地と伝わる「相撲神社」と歴史ある「大兵主神社」の杜に抱かれたここ「穴師」に不思議なご縁を頂きました。
そこに、若者達が道に迷った時、しっかりと応援する場所、小さな一歩をしっかりと踏み出せる場所として、時には神仏のご縁を頂き、時には人とのご縁を結びながら、共同で「働く」場を作りたいと念じて「かむなびの郷」と名付けました。
ボランティア団体「多賀城 かむなびの郷」は、本拠地である「穴師 かむなびの郷」代表 井上 修 先生から許可を頂き、公認のもと派生した、第一号となる「多賀城 かむなびの郷」です。「穴師 かむなびの郷」と共通の理念のもとに活動しています。
代表 井上 修
10:00~17:00